2013年08月25日

ごぶさた報告・初盆①


初盆でした。
2月にお祖父さん(私の父)がなくなったので
近くのお寺の檀家になりました。
にわか浄土宗徒です。

ここの地区はお盆は8月。
12日にお坊さん(地元ではおっさん、と言う。お、にアクセント)が
棚経をあげに来てくださるので、その前にセッティング。

棚は15000円也。
竹の棒は隣の家、裏に茂っているものを頂いてくる。
横枠には7種の実のなる草を根っこから下げる。
五色の文字入りの紙はお寺で施餓鬼会(せがきえ)に
伺った時、頂いてくる。
左から稲、栗、あらめ、とうもろこし、ほおずき、柿、ガマ。
ほおずきは手に入らず、造花をスーパーで買う。
あらめもわかめの代わりにスーパーで買う。
その他は山や野で手に入れる。

後ろ左から順に前の右へ
・三段盛り(上から積み団子、うち菓子、りんご)
・ご飯に飯旗(めしばた)
・御本尊さま
・位牌
・ハナノキ
・キュウリの馬、ナスの牛
・馬と牛の食べ物(ハスの葉にナスを刻んだものと洗米)

8月中は庭先で火をたきます。
15日までは迎え火、16日からは送り火。

また時間ができたら続きを。



  


Posted by けーろっぱ at 13:39Comments(0)暮らしのこよみ

2012年08月20日

不用品交換会のおしらせ@藤枝市の山

8月26日日曜日 9時~16時 
藤枝市北方 白ふじの里

 
という地域活性化施設にて「とりかえっこしよ!」不用品交換会
行います。

場所代がかかるので、参加には1人200円もらい、
代わりに「持ってってチケット」を発行するつもりです。
ポイント制にしようかと思ってます。
(価値がありそうなものはややポイント高く、古着などは
ノーポイントで持って行き放題、とか)


ただのひやかしも大歓迎。もちろん無料。

参加者も、家で眠っている不用品を持ち込みできます。

一品出すと、二品まで他の品を持ち帰り可。

…なんて色々書いたけど、ごくごくゆるーく、やってみたいです。

ただ、基本は売買目的ではないので、大きすぎたり、
売りたいなあというものは直接持ち込まず、ご相談ください。

カードで掲示して、当事者同士でやりとりできる場も提供したいです。

たぶん一回きりのイベント。

目的は、白ふじの里の場所をもっと知っていただくためと、
家の片づけをしたいのと。

だいたいわたくし、けーろっぱがおりますのでよかったら
遊びにお立ち寄り下さい。



私もこんなものも出す予定。

何か不用品を出したい方は一度、お問い合わせください。
ただ持ってきたい方は直接、おいでください。

★リサイクル法に関わるものや手作り食品などは今回は
扱いませんのでご了承ください。  


Posted by けーろっぱ at 20:27Comments(0)せんでんかつどう

2012年08月07日

焼津駅南口の隠れ家的ギャラリー

PUMPKIN2(パンプキン2)電話054-261-4503 090-3838-6714

焼津駅南口より線路わきを西に歩くこと3分。
川にぶつかる曲がり角に、二階建のしぶい建物が。



一階は飲み屋さん。そして二階が唐突にギャラリー。

今回は、ここの企画展「柳本一英・やなぎもとなお展」を観に。

ギャラリーは、ドアを入って細いアプローチ、やや広いスペース、
その奥にまたやや広いスペースというつくりになっており、
一番奥まったところに、企画展の作品がこんな感じに並んでます。



淡い光を放つような、この人たちのごくごく日常の風景が好きです。

企画展は8/26まで。11-18時
定休は8/11-16と20

やなぎもとなお氏のワークショップ「モビールを作ろう!」が午後1時半より
あるそうです。会費1000円。
予約は090-3838-6714杉山さんまで

だそうです。よろしかったらぜひ。
川をはさんだ脇の公園に機関車が据えてあるのがまた、情緒あり。  


Posted by けーろっぱ at 20:51Comments(0)せんでんかつどう

2012年04月17日

新東名の開通式、藤枝PAにて。

先日の日曜日、午後三時から新東名が開通となり
我が家から案外近い藤枝PAでも開通式があると
いうので、野次馬親子は見に行ってまいりました。

新しいPAは、高速利用者だけでなく、外部からも
入る事ができます。
外部用駐車場は、売店の脇、柵に挟まれて30台
ほど。
入口までの道案内はちょっと判りにくいが、ぐっと
上り坂になっているので、何となくたどり着けそう。

小雨ぱらつく中、PAの下から徒歩で登ってきた
私たち。
天気のせいか、あまり外部からの客は多くない。

式典前の準備。




まだ開通前なので、高速利用者の駐車場はがらん
としている。
警備の人がぽつりぽつりといる程度。





そして式典。地元の町内会長さんとか、副市長が
招かれており、挨拶。
売店オープンのテープカット。テープカットって、
実物は初めてみるかも。
儀式的でした。そうそう、披露宴のケーキカットに
通じるものがあるか。



売店では、お茶やおかし、ちらしの無料配布が
あちこちに。



セルフのうどんやさんと、つけ麺のお店もあり
ました。

でも地元の産直販売みたいのはなかった。
ネクスコの管轄下では、企業絡みの物品しか
販売できないのかしらん?

こちらは藤枝太鼓の演奏。



小雨なので、半分軒下。動きがダイナミックで
けっこうワクワクしました。

道路が開通して、まもなく高速から入ってきた
車も駐車場一杯に。



ずっと凍りついた景色だった高架、ようやく
命が吹き込まれたようでした。

防災上の要となれるか、新東名。
できてしまったからには、役にたってもらう
しかないのかな。




  


Posted by けーろっぱ at 14:34Comments(0)地元探訪

2012年04月12日

自転車ぶらり街道旅、岡部宿

先日、長男と長女とともに、自転車で藤枝市岡部町の
岡部宿大旅籠柏屋まで。

いにしえの東海道をほうふつとさせる、山あいの道に



こんな感じで建っております。



中には、等身大のお雛様が飾ってあったり(この辺りではひな祭りは4月)



当時の日用品、旅のグッズなどが展示されています。
これも等身大の人形がおいてあって、近くに行くと会話が
ドラマ仕立てで聞けたりもする。



枕なども展示されていました。


二階にも上がれるようになっております。



でもこの階段は急過ぎるよね。


泊まる部屋も案外狭かったなあ。
しかし川止めになったりすると、大井川方向から戻ってくる
お客が増えたりして、見知らぬどうしの相部屋もよくあった
らしい。



二階にあったジオラマ。当時の岡部宿の街並み。



これはもう少し大きな模型。店先の様子。




裏のお庭も渋いです。



水琴窟もあったので、自分で水を落として、竹筒を耳に
つけて響きを楽しむ。


庭の裏手、山際にはなまこ壁の倉。今はギャラリーと
食事処になっております。

裏手の売店にて、柏餅(1つ100円、こしあん、つぶあん、
みそあん)とおでん(5品で350円)をいただく。


写真の前に、すでに柏餅は食べつくされました。

おでんは味噌が絶品でした。


途中寄り道したりクネクネしたりスーパーに寄ったりで
結局20キロ近くを3時間半で行ってまいりました。  


Posted by けーろっぱ at 16:21Comments(0)地元探訪

2012年04月05日

近所の桜ごよみ ~満開まで


この春。
特にお花見をしたわけでもなく花見の予定も
ないのだけれども、近ごろどこでもまとまった
桜がみられるようになったせいか、春になると
桜色にかすんだ光景をよくみるようになった。

そこで今回は、この春に出合った桜たちを
ご紹介。


まずは、まだまだ寒い2月19日。
菊川市、常葉菊川学園内の桜。



ソメイヨシノではなく、カワヅザクラの類かも。
ピンクが濃いですねえ。


それからしばらくたってからの3月17日。
梅はあちこちで盛りだったのですが、藤枝市の
とあるお宅の庭先に濃いピンクの桜を発見。





これもカワヅザクラかも。ソメイヨシノよりも
ピンクが濃く、花のボリューム感がやや豊か
な感じ。


数日後の3月12日は晴れ。

今度は藤枝市総合運動場、スケートボード
練習場付近。





駐車場のまわりにカワヅザクラ。
一足はやく春の訪れを満喫できる。


そして3月31日。

藤枝市北方にある、白藤の滝近く。



あれ、いつの間にか桜が植えられている。
五月には名前の由来となった白藤も沢山
咲く(植えてある)けど、今は桜色の花霞。

でも何となく山の中に一本だけ混ざって
いる桜も好き。



ヤマザクラのように赤い葉がみえる。でも
花が咲くには少し早いかな?


4月1日。

藤枝市金毘羅山と瀬戸川付近はさくらまつり。
しかし混雑を避け、やや上流の歩道をのんびり
歩く。





植物はみんなそうだろうけど、桜の生命力にも
驚かされる。

ふと座った木の根元に花を発見。



地面に出た根っこからもつぼみが!

大きな低気圧が通過して、雨も風も吹き荒れた
けど、8分咲きの桜は何とか耐えたようす。
今週末にも、満開の花の元に集えそうです。

とか言いながら、ソメイヨシノが散った後の、木が
芽吹いて色とりどりのパッチワークのようになった
山も大好き。

山笑う、ということばをいつも思い出します。  


Posted by けーろっぱ at 10:00Comments(0)暮らしのこよみ

2012年03月07日

お久しぶりです。急にくつかくし。

すっかりごぶさたな感じですが、
急に思いだしたこと。

小さい時に遊んだ方も多いかと思いますが
くつかくし。

我が家近辺の場合。(静岡県中部のとある村)

まず集まった子どもたちが靴や草履を片方
ずつ脱いで並べます。
リーダーが端からひとつずつ指差しながら
こう歌うのです。

ぞーりけんじょ、ぞうりけんじょ
ぞうりと かずらと かずらのこ
どんどこもえて あかさかほい!


ほい、で当たった靴の子が鬼。
急いで自分の靴をはき、目をつぶって20位
数えます。その間にみんなはわーっと散ら
ばり、自分の靴をどこかに隠す。

ぞうりけんじょ、の部分はたまに

くーつかくし、くつかくし

と歌われることもあったかな。

しかしわらべ歌とかあそび歌、って意味が
よく解らないもんです。  


Posted by けーろっぱ at 14:36Comments(1)方言しぞーか

2011年09月08日

蕎麦と山桃の不思議な関係?

先日、ヤマモモの実について記事を書きましたが
今日、母からまた面白い話を聞いたので、覚書に。

新蕎麦の季節となりましたが、我が家でも蕎麦好き
の母が信州より生そばを取り寄せて、早速ゆでて
食べてみることに。

そばはお腹一杯にならないね、という話をしていたら
母が、
「それならヤマモモの木の周りをぐるぐる回るといい」
と。
何故?と聞くと、さあね、との答え。
しかし昔から言われるらしいが、ヤマモモの木を焚き
つけにしてそばをゆでると、蕎麦がドロドロに溶けて
しまうのだとか。

なんか、科学的なのかオカルトなのかがよく判らない
久々にマユツバな民間伝承でした。

ならば、ヤマモモの実をかじりながら蕎麦をすすったら
どうなるのか?
好奇心ある方、ぜひお試しください。  


Posted by けーろっぱ at 14:58Comments(0)暮らしのこよみ

2011年08月30日

目にはさやかに見えねども

新学期が始まり、朝ふと景色をみると
どことなく影がふかく、山や空の色が
くっきりと鮮やかにみえる。

キンモクセイの香りがふと、届いたり
して
気づいたらもうすぐそばに秋が来て
いた。

夕飯のおかずは、何となく煮物にして
しまいました。

里芋、糸コンニャク、にんじん、鶏の
手羽元、こんぶに椎茸。

虫の声にかこまれて、いまから夕餉。
  
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Posted by けーろっぱ at 18:58Comments(4)

2011年08月22日

超ローカルなお祭り~観音様

うちの近所で、8月17日にお観音様の大祭りがありました。

といっても、すごーくローカルな祭りで、地元でも知らない人が
いるかも…というくらい。

準備するのは、観音堂を管理している地域の人たち。
自治会の班としては2班、合計で30世帯ほどが毎年交代で
6軒ずつ当番をやることになっている。

今回は準備から見せていただくことに。



場所は、このように山へ続く農道を少し上がったところ。
じめじめとした日陰だが、もう随分前からここに観音堂がある。

当初はもっと山の上だったらしいのだが、諸事情によりこの
場所に移されたと。

お祭りはすでに遅くても太平洋戦争の前から行われていた
らしい。

参道?までは、紙を張った行燈にろうそくを灯し、人々を招く。



これもずいぶん前から作られていたらしく、この絵もいつごろ
誰が描いたのかは不明。

馬頭観音の御利益は安産と子育て・家内安全とのことで、
このセクスィ~な女性も皆さまの家庭の平和を祈っている
らしい。

御堂入口には、ねぷたを思わせるような大きな行燈が門の
ようにセッティングされる。







お祭りの夜には、近所から御堂にやって来られ、御詠歌を
あげてくださる方々もいる。
曹洞宗の梅花流というものらしく、このあたりではおしょうや
と呼ばれている。

当番に当たった家庭は前日から、御堂の掃除、飾り付け、
花火(ちゃんと打ち上げ花火をやるので専門の花火店より
買ってくる。少なくも1人は、打ち上げのために消防署で
講習を受けてくる)の準備、さい銭の管理や御祈祷済みの
お守り札準備、おしょうやの方々の接待準備などと忙しい。



これはすぐ脇を流れる沢からひいた水道。
公共設備は電気しかきてないので、水道はこのように天然の
ものを使う。




こちらは参拝者用のお札と安産祈願のお守り。
お守りは500円也。

当番の6軒は、掃除、セッティング、買い出しなどを前日朝から
昼過ぎまで行い、当日は朝から祭りの御開きになる夜9時近く
までまめまめしく働くのです。



こちらは、堂内。
前日のお昼休み。

堂内の飾り付けも色々決めごとがあって、四方の柱にそれぞれ
の神様の札を下げたり、御供えをしたり。

御本尊さまは古い木像で馬頭観音なのだが、少し前に盗難に
あい、やむを得ず新しい木像をつくったのだが、その後無事に
発見されたらしく、新旧2体の像がまつられている。


御参りに行くと、御団子(近頃は小まんじゅう)と、子どもらには
花火を配ってもらえるので、うちでは夏休みの一行事として
位置づけられている。

おしょうやもあって、ろうそくの灯りに照らされた行燈の小路や
提灯などのゆれる御堂の情景は、何か独特の雰囲気が漂い
ここだけ時が止まったような錯覚におちいるから不思議。

今回、お祭りの様子も写真に撮りたかったのですがちょっと
トラブルがあって、できず残念でした。

…というのも、子連れで歩いて御堂まで出かけようとしたら
なんと、うちの飼い猫がずっとついて来て、なんと自宅から
800メートルほど離れた御堂まで来てしまったからなのです。

途中、車の通る信号まで渡り…完全、縄張りの外だし。

まさか猫連れで御参りもできず、あたふたしている間に参拝
は終了。

…まあ、これもひとつ思い出かな。

ちなみに、猫も無事に帰ってまいりました。  


Posted by けーろっぱ at 16:53Comments(2)暮らしのこよみ